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優がカードの名前を呟くと、カードが急に光り輝いた。
「うわっ!!」
「な、何だ!?」
「眩しいよ~!」
皆は目を瞑った。
「何か…吸い込まれるような感じがする…」
龍がそう呟くと、他の三人も同じような感覚にとらわれた。
「本当だ…いや、吸い込まれてる!」
優がそう叫ぶとカードを投げ捨てようとする。しかし、手は既にカードに吸い込まれており、投げる事が出来なかった。
「優!!」
彗がカードを手に取る。だが、彗の手もカードの中に入ってしまった。
「二人共!!」
「優!彗!」
龍と美佐も、優達に近づくが、近づいた瞬間、身体が引っ張られ、カードに吸い込まれていく。
『うわああああ!!』
四人はカードに吸い込まれ、その場からいなくなってしまった。
そのカードは四人を吸い込んだ後に、その場からすう~っと消えていった。
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