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「そうだね。じゃあ再出発するよ。」
龍の一言で、ウィンが皆を先生の所に案内するために歩き出した。
「これで魔力の使い方が分かるかも…」
「早く使いたいぜ!!」
優と彗がそれぞれ思っている事を口にした。
しばらくして、優達は先生の所へと着いた。
「あっ、ウィンちゃんお帰り~。」
家らしき建物の中から、一人の少女が出迎えた。
「エリアちゃん、ただいま~。」
「…あれ!?その怪我どうしたの!?」
「エリアちゃん、それは後にしてね。今はこっちが先だよ。」
ウィンがそう言って、横にずれた。
「…え~と、ウィンちゃん。この人達が先生の言ってた人達?」
「うん、そうだよ。」
「そうなんだ!!私はエリア、よろしくね!!」
エリアが優達に自己紹介をした。
「僕は優。よろしく。」
「俺は彗だ。よろしくな。」
「私は美佐だよ~。よろしく~。」
「僕は龍です。よろしく。」
エリアの自己紹介につられ、優達も自己紹介をした。
「ふむふむ…ウィンちゃん、優君以外の人はまだ魔力を使ってないよね?」
エリアが優達を見て、そうウィンに尋ねた。
「うん。まだ魔力の使い方を教えてないから、先生に説明してもらうの。」
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