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「そうなんだ。じゃあ皆、中に入って。」
エリアが手招きをし、中に戻っていった。
「行こう、皆。」
ウィンが中に入っていくと、優達も中に入っていった。
「ウィンさん、お帰りなさい。…あら、そちらの皆さんが私の占いに出ていた人達ですね。はじめまして、私はドリアードです。」
「あっ、はじめまして。僕は優と言います。」
優達がまた自己紹介をする。
「優さん…と言いましたか?あなたの名前はどこかで耳にしたような…」
ドリアードが、優達の自己紹介を終えて、そう言った。
「先生、何話してんすか?」
奥から二人、少女が歩いてきた。
「あら、ヒータさんにアウスさん。」
「あっ、先生の言ってた人達っすね!あたしはヒータ!よろしく。」
「私はアウスだ。よろしく。」
『よろしく。』
ヒータ達が優達に自己紹介をした。
「それで、僕の名前を耳にしたというのは一体…」
「優さん、あなたの苗字は何ですか?」
ドリアードが、簡単に質問をした。
「えっと、風間ですが…それがどうかしたんですか?」
優が訳の分からないまま、質問に答え、尋ねた。
「そうですか…やはりあなたは…あの人の…」
『あの人?』
ドリアードのあの人と言う一言に、その場にいた全員が反応した。
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