苦しみ

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『総司、総司!』 ここはとある一室  そこで一人の少女が切なげに名前を呼ぶ声がした  『なんです?大きな声をだして…』 布団から起き上がったのは沖田総司  『だって総司が目を覚まさないから…』 『大丈夫、今起きましたから、心配しないでください。海沙…コホッ』  少女の名前は御堂海沙、(ミドウカイサ  『総司!…大丈夫じゃないじゃない』 海沙は沖田の背中をさすりながら言った  『はは…すみません、』 『いいんだ…それよりお腹空いてないか?今なにか…』 『待ってください』 沖田は海沙を引き止めた  『もう少し、貴女と話していたいんです…』 『…分かった、』 そういって海沙は座りなおした
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