いつものお茶会
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「僕は三月ウサギと呼ばれている。あれは帽子屋。寝ているのはネムリネズミだ」 そういえば寝ている人物がいた。 すっかり忘れていた。 細くて柔らかそうな髪。伏せられた長い睫毛。驚くほどに美少年だ。 だがいまだに起きる気配はない。 「気になる?」 「別に」 「君はやめた方がいいよ」 気になってないと言うのに、わざわざご親切に忠告してくれる。 そんな中ふとネムリネズミの睫毛が震える。
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