君と出会えて ～RUN FOR YOUR LIFE～

～出会いはいつでも突然で～

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真奈美は直也より少し早めに帰路についていた。

保健室まで運んだのは、真奈美と後から来た誰か。

「直也！」って叫んでたから友達か何かだろう。

真奈美は少し考えていた。

「あの“直也”って人……昔に会った人に似てる……？」

それだけが気掛かりだった。

直也の顔を見たが、嫌と感じない。

寧ろ、普通に友達と接していたかの様だった。