プロローグ

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    「晩御飯を作ってくれるならこの中は見ないことにしてあげる」     母さんはニッコリ笑ってそう言った     「なんで晩御飯なの?」     那奈が不思議そうに聞く     「え――ιそれは」     母さんはコホンと咳をして話しを続けた     「母さんはこの夏からパートに出ようと思っています」     「は?」     「だから…協力して。ふたり共♪」     「Σええ――っ?!」     俺達は驚いた     「もちろんプレゼントもあるわよ」     母さんはそう言って今日発売の 「レベリング・ライフ」のゲームを俺達に見せた      
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