レベリングライフ

プロローグ

―世界観は神話の世界――ファンタジー――――

―幻想と空想と魔法の入り乱れる不思議な世界―

「あ☆ふたり共。始める前に名前と大体のスペック決めなきゃ」

母さんがOPを見ながら慌ててそう言った

「あ。私はもう決めてるから大丈夫♪」

そう言って那奈はいつの間に買っていたのかゲームの攻略雑誌を持ち出した

「私はこのこ。金髪灼眼ロングで魔法メイン
水と…雷と風を操って杖装備……名前は……
『ティア』」

那奈は夢みるような瞳をしてそう言った

「…私…まさか家でこのゲームができるとは思わなかった……だから……ホント嬉しい…」

那奈は両手を組んでお祈りポーズ
しかもうっすら涙まで浮かべてたりして……
俺はなんだか…ついてゆけないンですけれど…ι