第一章 『過去を振り返って…』

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ひとつ前のページの【いつもメリーゴーランド】これは概ねフィクションなんだけど、フィクションじゃない部分があるから切ないなぁ…半分ぐらい思い出したくなかったみたいなねぇ…😓 まぁ、過去の事は過去の物…でも忘れられる程…器用じゃないらしい。 忘れられなくても今を大事に生きなくてはいけないって僕は思うから…。     【忘れはしないょ…記憶が君を…】     君はそれが好き 聞けばいつも否定してたけど…   僕は君の笑顔が好き…だった… 君の笑顔に出会うことはもうないけれど…   夢を見るのは君… 夢を見たかったのは僕だったね…   追い付けはしない君… 僕はどこか分かってた…   回っていたのは… メリーゴーランドじゃなかった…   同じ場所に居続けたかったのは僕… 君を乗せて…グルグル…グルグル…   ただ回っている… それだけで幸せだったから…   キラキラした電飾に吸い寄せられるように……   君が笑うから 笑い返す僕…   どこまでも君と 果てしなく君と 一緒に居たかった……   終わりなくただ… 君の笑顔を絶やさぬように…   僕も笑っていられるように… 今はもう叶わないけれど…    
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