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【静かに刻は流れて】
曲のない音楽
吹き荒れる風の音
詩のない唄
雄弁に物語る景色
見とれてしばし
時間が止まる……
静寂がもたらす緊張感……
振り返ればそこにある君の笑顔…
張り詰めた空気
好対照な君の存在…
計り知れないものを持つという意味あいでは同じだね……
スキップが出来るよ
そう言う君を眺めて
再び遠くに目を向けると…
遠くに雪の被った山が見える…
ほら…雪が見えるよ…そう…ずっと向こうに…
うわぁ…としか言わない君…暫くして
綺麗だね…って
ゆっくりと流れる時間の中で感じた
静かなるヒトコマ…
その時を君と共有出来た事…ただ嬉しく思う訳で……
帰路に思わず笑みが零れた…
2007/ 1/18 夢ものがたりより 水鏡 月夜
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