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10年前のある日
ザワザワ、ガヤガヤ
俺は五月蝿くて目が覚めた。
「もう授業終わったのかぁ。」
俺の名前は長谷川 翔梧（ﾊｾｶﾞﾜ ｼｮｳｺﾞ）。
高校1年。昔は勉強もろくにしないでケンカ三昧の日を送ってた。
だけど女には手を出した事はないぞ！
今は普通にしてるけど昔のイメージがあるせいでクラスの奴とは少し距離がある。
「これから、どうするかな……。」
HRが終わり、そんなことを考えながら帰ろうとすると
「何やってるの？今日は部活だよ？」
なんて言われて鞄を掴まれた。
後ろを振り向くと……
にっこりと笑いながら怒ってる奴がいた。
「はぁ……。失敗したなぁ」
なんて心の中で呟いているうちに空き教室まで連れていかれた。
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