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「……遅い。」
10分経っても戻ってこない。
心配になって学校に向かった。
「やっぱりか……。」
予想通り、チャラチャラした4人組に絡まれてた。
「ねぇ君、この学校の生徒だよね?俺達と遊ばない?」
「結構です。そんな暇はありません。」
「そんな事言わないでさぁ。な?」
その1人が無理矢理、手を掴みやがった。
すかさず俺は怒鳴った。
「おい!その子に手を出すな!」
「んだよ、お前?」
「そいつに手を出すんじゃねぇ!」
「翔梧!」
解放された優香を俺は後ろに下げた。
「人の彼女にナンパすんな!」
「そんな事、知ったこっちゃねぇ!」
4人が殴りかかってきた。
「ったく。これだからケンカは嫌なんだよ……。」
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