プロローグ

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「なあのえる、お前生徒会入らねえ?」  昼休み中、親友の吉山二郎の言葉に、俺は飲んでいた牛乳を噴き出した。  ああ、背を伸ばすための貴重なカルシウムが・・・。  いや、そんなことより・・・。 「何言ってるんだよ、生徒会は選ばれたやつしか入れないじゃん!」  うちの高校の生徒会は凄いのだ。『生徒会長』、『副会長』、『書記』、『会計』、『運動部取締役』、『文化部取締役』という六つの役職から成っているけど、勉強やスポーツに秀でた生徒しかできない。というよりそういう生徒にしかつとまらない。  そんな生徒会に、元気だけが取り得の俺が? 「ってか雑用。俺と一緒」 「ああ、雑用か」  うちの学校の生徒会にはさっきの六つ以外に『雑用』というのがある。  『雑用』は二人、なんと二年生全員の中からくじ引きで選ばれる。  そんな運がいいのか悪いのか分からないくじに、吉山は当たってしまったわけだけど・・・。

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