第0話:プロローグ2

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「へ?」 … …… わ、すっごい気が抜けたような顔で黙っちゃったよ…。 どうしよう……。 すると、水谷くんははっとして、 「ご、ごめんねっ! わざとじゃないんだよっ!!」 って謝ってきた。 『いいの、いいの。気にしないで』 「ほんっと、ごめんっ!」 彼は、顔の前で手をあわせる。 そこまでしなくてもっていう結構オーバーな反応。 でも、見た感じ素でやってるんだよな…。 とりあえず、私の名前の読み方を教えてあげた。 ほんと、(いろんな意味で)面白い人だなあ。 だからか、わかんないけど…。 もっと仲良くなりたいって思った。
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