第0話:プロローグ

2/5
前へ
/35ページ
次へ
入学したての学校の教室。 隣の席には可愛い女の子。 一目惚れ? …よく分かんないから、そうかもしんないし、そうじゃないかもしんない。 でも、せっかく隣の席になったわけだし、やっぱ仲良くなりたいわけで……。 そもそも、こんな可愛い子なら、男子がいやってほど寄ってくんだろうな。 …もしかして、オレもその一人って思われんの!? ま…どっちにしろ、オレのコトを覚えて貰いたいわけ! それならやっぱり、最初に話したときの第一印象ってのが大事だと思うんだよね。 いっつも、お調子者とか言われてたから。 たとえ覚えてもらうとしても、できればそんな印象をもってほしくないよな…。 とにかくっ! 第一印象よく話すことが優先だ!! 名簿で名前を確認しながら、決心する。 横を見て、笑顔で自己紹介。 …そして、名前を呼んでみる。 そのあと、どこ中出身か聞いて…。 これで多分OK。 よしっ! 行くぞ!! →
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加