第0話:プロローグ

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「なぁなぁ」 とオレが呼ぶとずっと窓の外を眺めてた彼女がこっちを見た。 よし、OK。 そんで、笑顔で自己紹介っ! 「オレ、水谷っていうの。隣だから、よろしくなー。 フユカガミナナちゃん …でいいのかな?」 オレがそういった瞬間、彼女は目を見開いた。 なんで、ビックリしてるの? 名前読んだからかな? とか考えてるといきなり、彼女は笑い始めた。 それを見て、オレはオロオロしてしまった。 ――多分、第一印象決定。 きっと変わった人。 ってことは…… 印象はあまりよろしくない……。 →
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