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ぞろぞろと列の最後の人が通り過ぎる。
その後ろに、私は何を思ったのかさりげなくついていってしまった。
誰も咎めない、というか私の存在にすら気づいていない。
少し虚しく感じる。
思い切った行動に出たものだ。
ついていくうちに段々と不安になってきた。
しかし、私はどうしても紫の花の行く末が知りたかった。
通り過ぎていく風景は無音だった。
その風景の中では、思わず息を詰めなければいけないような気がした。
どんよりと重くなっていく空気が首を絞めてきて更に苦しい。
人気のない、山の近くまで来た。
見たことがないところだ。
きょろきょろと辺りを見回していると、列が段々と乱れて一点に向かって集まっていった。
どうやら、ここで火葬するらしい。
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