第1章 きっかけ

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たいした特技もなく部活も引退し毎日をただ平凡にすごしていた俺… 中学3年の11月ごろのことだった ただ兄の影響で音楽には興味があったし文化祭でバンドに誘われたことから、ふいにギターを始めた。 バンドは文化祭終了以来たまに趣味として弾くぐらいだった。 ギターは楽しいが目標もなかった俺には趣味程度にギターを弾くぐらいで十分だった。 しかし中学3年ももう終わりに近いときだった 友達からギターを教えてほしいと頼まれたのだ 友達の名前は尾野裕太。 人望に熱く、たくさんの人から信頼されていた裕太とは3年のときに同じクラスになり仲良くなっていた 「簡単なことなら教えれるで!」 初心者同様の俺に教えれることなんてほんまに少ないけど頼まれたからには出来ることをしようと思った。 まさかこの日をきっかけに自分の人生が180゜変わるなんて予想もしてなかった
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