甘えと尊敬

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少し驚きながら、ミルクティーのフタを閉めるさくら。 ―うん、あ、薬もらうね…。 半分は優しさでできている薬に目をやると、封は開いてなくてドラッグストアのテープが張られたままだった。 ―もしかして、買ってきてくれたの? ―うん、腐る物でもないし置いときなよ。 ―あ、お金払うよ…いくらだった? ―いらないよ~!あ、誕生日プレゼントだから♪ ―ハハッ。…うわ、笑ったら頭に響く…。
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