甘えと尊敬
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―どうしたの? ―…相談乗るのとかはいいんだけどね、香水…アタシと会う時は、その香水付けないでくれる? 忘れていた。このブルガリの香水は、さくらが借金を背負う事になった元彼と、同じ物だったんだ。 ―そうだよね…ゴメン。 ―ううん、謝らないで☆まだ吹っ切れないアタシが悪いの。 大分平気になったんだけどね、と、髪の毛を指にクルクルと巻き付けながら、俺の薬の袋を見つめるさくら。
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