甘えと尊敬

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リビングに戻り、壁際に置かれたベッドに体を放り込む。 (なんか俺、恥ずかしいな。) さくらだって、奈月だってそうだ…目的や夢があって、必死に頑張っている。 それに比べて俺は、目的も夢も、自分の仕事に誇りさえ持たずウジウジ悩んでる情けない男だ。 今日さくらと話してそんな自分に初めて気が付いた。 (どうしようかな…。) そしてそのまま、深い眠りに付いた。
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