恋した季節

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ひととおり食べ終わった頃、咲弥が板前の姿を目で追いながら言った。 ―店が別になってもさ、また飯行こうな! (咲弥…。) ―はい!絶対行きましょうね☆咲弥サンのEXILE聴けなくなるのは残念ですけど…。 龍汰が半分泣きそうになっていて驚いたが、よく見ると新しく作ったお茶が熱かったせいみたいだ。 ―同じ歌舞伎町にいるんだもんな。 ―そうだよ楓。お前の事心配だけど…無理しなくていいしさ、いつでも電話しろよ?
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