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さくらが天国へ行った秋の次には、切ない匂いがする冬がやってきた。
冬…それは、さくらの誕生日。
24歳になるはずだったさくらが産まれた日を、俺、龍汰、友香、咲弥で祝った。
―さくらチャンは幸せだな♪だって喜んでるもん、俺にはわかる☆
咲弥の勘は外れた事がないのを知ってる俺は、安心して笑ったっけ。
―今日はさくらの分まで飲むよ~!
友香の言葉にみんなで浴びる程お酒を飲んで、またひとつ思い出が増えた。
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