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そして次の日…………
７：３５
おはよ～ございます……
会社に出勤した俺のやる気のない声が響く
また憂鬱な一日が始まる……
それはそうと吉田さんはあのビデオの事何か分かったのかな？
少しウキウキ気分の俺は吉田さんのデスクに向かった
…………
まだ来てないか……
ハァ。
それだけが今日の唯一の楽しみだったのに……
まぁ楽しみは後に取っておくか
俺は吉田さんが出勤してくるを今か今かと待った……
……
…………
７時４５分
………………
７時５５分
……………………
そしてとうとう就業開始時間の８時だ
珍しいな滅多に遅刻しないあの人が遅刻やなんて……
もうそろそろ外回りに行かないといけないのにな、早く来てよ……
まさか休みじゃないよな？
部長に聞いてみよ
「部長、今日吉田さんが来てないみたいなんですけど連絡とか入ってます？」
「俺は何も聞いてないけど、吉田来てないのか？」
「はい……」
「じゃあちょうどいい斉藤、吉田に電話してくれ」
「分かりました」
会社の名簿から吉田さんの電話番号を探し出し掛けてみた
Ｐｒｒｒｒ Ｐｒｒｒｒ…… …… ……
「こちらは留守番電話サービスセンターですピーという発信音のあ…………」
「吉田さん出ませんね……」
「そうか、すまんな後はこっちでやっとくからお前は仕事に戻れ」
「はい」
俺は少し気になったから彼の番号をメモっておいた
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