燈夜の夢①と燈夜の退院

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「さて、んじゃまっトーヤの退院祝と柴崎さんの入部を祝って飯でも行こうか!」 と京月先輩はテンション高く言った。 「病院では静かに。あと、神凪君はまだ怪我人だからあまり騒がないようにね。」 深山先輩は苦笑を浮かべて言った。 つか、京月先輩にそんなこと言っても無駄なんだよな………。 常にいつも騒いでるようなものだから。 逆に静かな時は怖いんだよな。 俺はそんなことを考えながら病室をあとにした。 ロビーに行くと、何人かの看護師さんと忠志さんが立っていた。 「何かあったらいつでも来なさい。 話くらいは聞けるからね。」 忠志さんは俺の肩に手を置き、にこやかに言った。 「ありがとうございます。お世話になりました。」 俺は笑顔でそう言って頭を下げた。 そして、俺たち執行部と新たに入った柴崎さんと共にファミレスへと歩いた。
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