燈夜の夢①と燈夜の退院

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「卯月さんが謝る必要はないよ。」 と俺は言った。 つか俺も卯月さんも謝る必要もないよな。 洸が勝手にしたことなんだし。 と俺は後で洸を締めることを心に誓った。 「それで、何の話なんですか?」 と卯月さんはすぐに本題に入りたいようで聞いてきた。 まぁ俺もすぐに話に入って食事したいしな。 「昨日、執行部に入りたいって言ったよね? その意思を聞きたかったんだ。」 俺がそう言うと、卯月さんは、一瞬わからなかったみたいだがすぐに理解したようだった。 「私が執行部に入りたい理由ですか? それは………神凪君の側にいたいから、じゃダメですか?」 卯月さんは真剣な表情で言ってきた。 俺はなんと言えばいいかわからなかった。 たったそれだけの理由で危険な執行部に入りたい。 その考えが不思議になり、俺は急に笑いだしてしまった。
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