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俺と卯月さんは執行部のメンバーの元へ向かうため、ファミレスに入っていった。
何て言うか………とりあえずカオスだった。
テーブルの上にはこれでもかと言うほど料理が並べられ、神宮寺先輩と京月先輩が料理を取り合い、洸は柴崎さんとイチャイチャ、深山先輩と御劔先輩はそれを見て苦笑いを浮かべるしかなかった。
「………スゴいですね。」
と卯月さんは呆然と見つめて呟いた。
「ああ。主役を置いてもう騒いでるしな。」
と俺は苦笑いを浮かべて言った。
「あっ!神凪君。もう勝手に始められてますよ?
………隣にいるのは卯月さんですか?」
と深山先輩は初めは笑顔で俺を見た後、卯月さんを見つめた。
「どうして彼女がいるのかな?」
と御劔先輩も黒いオーラを発しながら聞いてきた。
「それは………俺のパートナーだからです。」
と俺が言うと、神宮寺先輩や京月先輩、洸や柴崎さんまで俺の方を見て固まった。
俺たちのテーブルだけ重い沈黙に包まれた………
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