燈夜と涼香

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「あの………神凪君のパートナー?になった卯月涼香です。これからよろしくお願いします。」 と卯月さんはひきつった笑みを浮かべながら言い、頭を下げた。 「「「え~~~~っ!!!」」」 と執行部のメンバーの皆さんは見事に息の合った叫び声をあげた。 なんなんだ?この無意味な団結力。 見ていて面白いけど、さすがに迷惑だろ。ここファミレスだし。 俺は店員の顔を伺うため、周りを見渡したが………慣れられているため、苦笑いを浮かべられただけだった。 そういやここ、執行部の打ち上げでよく来る店だった。 「「神凪君。ちょっといいかしら?」」 と深山先輩と御劔先輩は息の合った声(?)で俺を店の外へ連れ出した。 頼むから飯を食わせてくれ。そろそろ限界だから! と言いたいが俺は二人の後ろに修羅を見たため、おとなしく着いていった。 女性って怖いね。 綺麗な人が笑顔で怒りを隠してるとより一層怖いよね。 まぁこの人たちが特別なのかも知れないけど。
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