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俺たちはその後ファミレスに戻った。
気まずい空気に包まれて………
「おっ。早いおかえりだな。
一体何を話していたんだ?」
神宮寺先輩は戻った早々聞いてきた。
「まぁいろいろですね。」
と俺は苦笑いを浮かべて言うしかなかった。
洸だけは睨み付けるように見てきたがあまり気にしないでいよう。
どうせ後で話すことだし。
「トーヤも来たし再開しますか!」
と京月先輩は言った。
まぁ一応待っててくれたんだな。
すでにいくつかの皿は空になってたけど……
「それじゃ、神凪の退院と柴崎さんと卯月さんの執行部の入部を祝って。乾杯!」
と神宮寺先輩は手に持ったコップをあげた。
「「乾杯!」」
とそれぞれコップをあげて、ジュースを飲む。
それを終えると神宮寺先輩と京月先輩は料理の取り合いをまた始めた。
「あっ!それ俺が食おうと思ってたのに!」
「早い者勝ちだ!」
とまぁこんな言い合いをしながら………
「神凪君。先輩たちと何の話だったんですか?」
卯月さんは料理を取りながら聞いてきた。
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