395人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
青「まあまあ。落ち着けよ」
『邪魔しないでよ!青嵐!』
青嵐がぽんっと僕の頭に手を置く
そのままくしゃくしゃと僕の頭を撫でながら見る
青「始業式が終わんねーだろ?騒ぐんなら終わってからな」
佐「そうそう。話もしたいしね?」
『む…。………わかった……』
手の動きが、くしゃくしゃと撫でていた動きから、梳くような優しい動きに変わるから、なにも言えなくなった
青嵐はずるい
なにをしても格好良いんだもん
だから、時々……物凄く遠い人に見える……
『就任!?』
佐「うん。僕と綾綺」
始業式終了後、僕等は屋上でダベっていた
つまり、みんなでサボタージュ
時々なら少しくらい…いいよね?
で、佐來さんから衝撃事実発覚
佐「僕は保健医。綾綺はカウンセラー。ちょうど空いてたらしい」
綾「ダリィ」
佐「僕は楽しみだけどね。高校生をたくさん食べれるし」
隣の幸也から、ぞわーっと鳥肌のたった様な感じがした
見られたんだね……
獲物を狙う目で……
夕「でも、お兄ちゃんって医師免許を持ってるの?」
最初のコメントを投稿しよう!