出会い

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私とあなたの出会い。 それは遠い遠い昔――――― ねぇ、一樹。 覚えてる? ねぇ、一樹………… 私、はっきり覚えてるよ? 幼稚園に通っていた私は4歳で、一樹は7歳。 一樹はピカピカのランドセルを背負ってたね。 私の手を引くあなたの手が頼もしかった。 あの時から、私はもうすでに恋に落ちていた。 小さな胸で、運命を感じていたんだよ………
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