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恭吾『何だよそれ』
渚『雅人君から教えてもらったんだけどね。小学生のボクって話、知ってる?』
恭吾『さぁ』
渚『5歳の誕生日に両親を亡くした男の子がいたんだけどね。
その両親は凄いお金持ちらしくて、財産目当てに男の子を預かりたい
って人がいっぱいいたみたいなんだけど、
結局、叔母さんが預かることになってね…
叔母は預かるなり押入に閉じ込めたの
そんなことをしたら子供なら当然泣くでしょ?
すると叔母は泣くことをうるさく思い
「ウルサくすると、こうなるんだぞ」って言いながら熱湯を背中にかけたの
すると………………………………………………………。』
恭吾『渚?』
恭吾は足を止め振り返った
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