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今考えたらそれが義父に、暴力を許すきっかけを与えたのかもしれない…
【そうだ!!こいつがいけないんだから…】
そう思わせるきっかけに。
ただ怖くて怖くて、泣きじゃくる僕を母は抱き締めて口を塞いだ。
近所に騒ぎが聞こえないように…
僕のTシャツは母の血で赤くなっていった…
こんなドラマみたいな事がこれから日常となる…
けど、この小学校一年の夏の日の事を32歳の今も夢に見て目が覚める事がある…
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