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近所の人達が母を説得に来た…。
母『どうしようお父さん…』
義父は笑顔で
『こいつで良ければ使ってやって下さい』
そう言った。その言葉で母も了解し引き受ける事になった。
もともと母はそういう役が嫌いじゃない。
そして初めての会合の日
母『夕飯は作って有るから先に食べててね』
僕『うん。いってらっしゃい。』
母は会合&歓迎会を兼ねてでかけて行った。
僕は何だか嬉しかった。町の役員に母がなるって、ちょっと誇らしい…
兄もそうだったんだろう、笑顔で居る。
『お義父さん、そろそろご飯にしよ』
兄が声をかけた時に、
『食ってろ』
ってあきらかに不機嫌な声に、僕は先日の事を思い出してビクっとした。
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