『てけてけ』と遭遇

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予想に反して、しばらくは何事も無く過ぎていたんですが、ついに!この世の者ではない存在をしっかりと感じる出来事があったんです。……その日の出来事は、今だにハッキリと覚えてます。夜、寝てた時久し振りに金縛りにあいました。『うお!久し振りにかかっちまった…。』そうボンヤリと頭で考えてると、いつもは感じない思いがフと頭をよぎった。『なんか人が乗ってきそうだな…。』……その瞬間…ドンッッ!!と足元に何か落ちて来ました。この時は本当にびびった…。だって普通に考えて、有り得ないもの。自分の部屋の天井から人の様なものが落ちて来たなんて。『え?何、何…!』パニックな混乱してる頭を落ち着かせたい所だが、そうも行かない。コイツが両手で這上がって来たからだ!しかも下半身が感じられない。その時のオレの寝相は、仰向けで足の先から頭のてっぺんまで布団をすっぽり被った状態でした。
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