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瀬戸内海に浮かぶ三日月型をしたある島、初音島。
本土とは橋で繋がってはいるが、本土の人間からは『辺境の島』と呼ばれている。
この島には、昔から不思議な伝説があった。
願えばかなうと言われている魔法の木、枯れない桜。
50年程前にはこの桜の木が一度枯れてしまったそうだが、現在はまた花をつけ一年中咲き続けている。
その枯れない桜の木に何かを望めば、必ず想いが形になる。
そんな不思議な言い伝え。
そんな不思議な島から物語は始まる。
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