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ちょっとずつ
ちょっとずつ
周りが
光りはじめた
僕自身は
光れないことに
気づいてみる
どんなに
どんなにがんばっても
ひとりで
光る
なんて
無理なんだって
気づいてみる
周りに
照らして
もらって
初めて
僕は
光ることが
できるんだって
気づいたんだ
みるみる
周りが
光ってみえる
色んな
光りによって
僕の体は
光っている
ひとりじゃない
周りに目を
向ければ
僕を
支える
光りがある
その光に
支えられて
光ることを
思い出した
君を
思って
思いすぎて
光ることを
忘れていた
忘れていた
光りを
みんなが
思い出させてくれた
ひとりじゃない
僕は
ひとりじゃない
僕は
寂しくなんかない
僕は
強くなんかないから
僕は
みんなの光りで
光ることができるんだ
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