青春メロディー

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今度こそ…!今度こそ、声をかけたいのに声が…出えへん。 まるで、声をかけることすら許さないような、そんな雰囲気におされた。 「―――……る、」 微かに、ほんまに微かに彼女の声が俺の耳に届いた。 その横顔は、切なげで、やっぱり何も言えず。
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