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今日は入学式が終わって次の日。
今は教室にいるわけだが、どうやらこの学校では、入学式の次の日にテストがあるらしい。
勿論、杏子から聞いたんだがな。
慶一「テストってどんなやつだ?」
杏子「なんでも、マークシートらしいよ?結構簡単な問題しか出ないって聞いたよ!」
慶一「へぇー、そうなのか。」
そういや、何で杏子はこんなに色々知ってんだ?
きっと誰かに聞いたに違いないんだがな。
慶一「なぁ、何でそんなに知ってんだ?誰かに聞いたのか?」
杏子「えぇ?お姉ちゃんに聞いたんだよ?お姉ちゃん、ここの生徒だから。」
ん?そういや杏子には姉が一人居たっけな。
確か歳は一つしか違わないはず、名前は『牧村凛(マキムラリン)』だったな。
慶一「お姉さん元気か?最近見掛けないな?」
杏子「結構最近は大人しいよ?きっと私が慶ちゃんのお嫁さんになるって言ったからだよ!」
こいつ!人が居ない所で何勝手に決めていやがるんだ!?
と言うか、お前が俺の嫁だと!?
随分と良い夢を持ってるじゃねぇか。
多分その夢は叶わないがな!
っと、その前に今の状況を何とかしなければ…
慶一「なぁ、今更なんだが…学校では抱き着くな!と言ったばかりの筈だが?と言うか離れろ!」
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