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杏子は想像通り、離れようとしなかったので俺は最終手段を使用することにした。
慶一「おい、嫁になったらいつでも抱いてやるから、今は離れなさい?」
杏子「本当に!?約束だよ!」
と、離れてくれた。
つくづく単純な奴だな。
杏子が離れると直ぐに、恵子先生が現れた!もとい、教室に入ってきた。
恵子「みっ、皆さぁん席に着いて下さぁい!」
先生に言われ大体の生徒は座ったが、言うことを聞けない不良がごく少数いた。
恵子「はっ、早く……座って下さい!」
と今にも泣きそうだ。
そろそろヤバイんじゃないか?
不良A「気にしねぇで始めろや」
不良B「そうそう。」
恵子「座って…ウッ……くれないと…グズッ…始められません……」
あぁーあ、とうとう泣かせてしまったな。
そろそろ出番ではないだろうか?
慶一「おい、先生を泣かせてタダで済むと思うか?」
不良A「あぁ?なん………だ(駄目だ!こいつ笑ってるけど目が笑ってない!)」
不良B「てめぇ!…ヒッ!?(笑顔が怖すぎる!本能が訴えてる!逆らっちゃ駄目だと…)」
不良A・B「「本当に、すいませんでした!」」
と、俺に土下座をして、不良は大人しく席に着いた。
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