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そして、全ての授業を無事に終え、今は帰りのHRの最中な訳だ。
恵子「えっと、明日からテスト一週間前になりますぅ。全ての部活が休止になるのでぇ、皆さん、テスト勉強はしっかりして下さいぃ。それじゃあ、また明日ぁ。」
生徒一同「さようなら。」
と、言うわけで明日からテスト一週間前になる。
俺は授業は大半を寝て過ごし、家でも勉強何てしないのだ!
そこ、馬鹿にして良いぞ?
慶一「取り敢えず、赤点は避けたいな…」
杏子「ねぇ、慶ちゃん?私んちで勉強しない?」
えっと、確か杏子は中学の時に一位二位を争う程の学力の持ち主だったな。
慶一「あぁ、俺も考えてたんだ。じゃあお前ん家行くぞ!」
杏子「じゃあ早速、れっつごー!」
と、えらく嬉しそうな笑顔をしやがる。
そんなに俺と勉強するのが嬉しいのか?
――――――――――――――
所変わって屋上
かのこ「服部、何故すぐに報告に来なかったのかしら?私にも分かるように原稿用紙一枚にまとめて提出しなさい?」
服部「御言葉ですが、お嬢様があそこまで夢中になるような奴ですから何かあると思い、いつも以上に入念に調べ挙げていたのですから、多少は勘弁願います。」
かのこ「まぁ良いわ。それで……彼の事は分かったのかしら?」
服部「はい、こちらをご覧ください。」
と、服部は何やら文字の沢山書かれた紙12枚の束をかのこに渡した。
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