プロローグ:入学式

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今日から、新しい生活が始まる。 あっ、俺は『貴志 慶一(キシケイイチ)』今日から高校一年生だ! ついでに、この作品の主人公である。 今日、入学式があるから学校に向かって居るわけだが……… ちょっとした問題があってな……… ???「ねぇ、慶ちゃん?誰と話をしてるの?」 と今、俺の腕にしがみつきながら歩いて居るのは、『牧村 杏子(マキムラキョウコ)』である。 杏子「ねぇ?誰と話をしてるの?」 慶一「あぁ?読者様に色々だよ。」 杏子「慶ちゃん?どこか頭でも打ったの?」 こいつ、人を馬鹿にして居やがるな! まぁ、取り敢えずこいつの詳しい説明をしよう。 杏子は、おれが六歳の頃からの知り合いで、よく言う幼馴染みってやつだ。 今までクラスこそ違えど、小学・中学と同じ学校に通っていた。 外見は、それはそれはべっぴんさんだ!成績も良いし、スタイル抜群だ! なんでも、今までで50人に告られて見事に皆が散ったそうだ。 何故か、『私は慶ちゃん一筋だもん』と必ず言うらしい。 おかげさまで、俺はそのふられた奴等に恨まれているのだ。 勘弁してくれ……
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