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どうやらこの高校の入学式では、一年生と教員、保護者のみで行われるらしい。
とは言っても、保護者のかずは生徒の半分も居ないがな。
校長の、長ったらしい話が終わり、クラスが発表される事となった。
ちなみに、クラスはA~Fまで6クラスに分けられる。
どうやら、ランダムに決めた様だから、時間が掛かりそうだ。
慶一「Aぇ~には無いな……おっ、Eクラ……ス…かっ……」
俺は見てしまった。
席順で掲載されて居るため、何となく周りの奴等の名前を見ていると杏子の名前が……ありえんっ!
杏子「あはっ、慶ちゃんの左隣かぁ!一緒のクラスで良かったね?」
と、いつから居たのか気付かなかったが杏子が俺の隣にいた。
慶一「忌々しい…」
杏子「えっ、何か言った?まぁ良いや!早くクラスに行こ?もう皆移動してるよ?」
なんと言う事だ!
こいつと同じクラスだと!?
なんか……早くも挫けそうだ。
まぁ、取り敢えず俺達のクラスに行くことにした。
隣では俺て同じクラズがそんなに嬉しいのか、キャッキャキャッキャ騒いでいる。
こいつも、もう少し大人しかったら最高なんだけどな…
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