プロローグ:入学式

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杏子「あっ、ここだよ!【1ーE】って札が有るもん。」 慶一「あぁ、見れば分かることをわざわざ声にしてくれてありがとう。」 杏子「えへへ、慶ちゃんに誉められたぁ!」 と、にやけている。 なんかもう面倒くさい…… 取り敢えず教室に入ると、既に皆が着席しており、担任らしき女性が教壇にたっていた。 勿論、俺と杏子は注目の的だ。 先生「あのぉ、取り敢えず、席についてくださいぃ。」 なんだこの教師!? 守って上げたくなるオーラがガンガン何ですが!? と言うか、見た感じ幼いんですが!あなた何歳なんですか! と言うささやかながらも大きな疑問を抱いたが、今にも泣きそう(この教師が)だったので、席に着いた。 先生「それでは、まずは自己紹介をしたいと思いますぅ。出席番号・出身校・名前を。じゃあ、出席番号の早い人から、お願いしますぅ。」 と言うと、廊下側の一番前の奴が自己紹介を始めた。 ―――――― そして、俺の番が来たわけだ。 何言おうかな 慶一「はじめまして、出席番号16番、貴志慶一です。出身校は、東中です。宜しく、お願いします」 とまぁ、普通に…と言うか普通過ぎて面白味が無いな!
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