プロローグ:入学式

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何だか、自己紹介中に女子生徒の視線が凄かったのは一体何だったんだ!? 俺の顔に何か付いてんのかなぁ? 慶一「杏子、俺の顔に何か付いてるか?」 杏子「えっ?別に何もないよ。」 うぅん、何もないとなると……もしかして俺!キモいのかな? 何だか、これからやってけるか自信無いぞ とまぁ、こんな事を考えて居ると、クラス全員の自己紹介が終わった。 先生「えぇと、私は今日から貴方達の担任になりました、篠田恵子(シノダケイコ)です。ちなみに歳は、26歳ですぅ。皆さん、宜しくお願いしますぅ。」 と言うと恵子先生は一礼した。 どうやら、ホームルームは終了したらしく、先生が教壇から降りて、教室から出ようとした時、先生は……………………見事に転びました。 何も無いところで転ぶなんて器用な先生だ。 しかし、皆笑って居るだけで、誰も起こして上げようとはしないので、俺が起こしてあげた。 慶一「先生、大丈夫ですか?」 恵子「あぅ、きっ…貴志くん!?(貴志くん…イケメンですぅ!しかも優しいですぅ…何だか胸がドキドキしてます。)あぅ、あっありがとうです、貴志くん。」 先生は礼を言って走って行ってしまった。 にしても、先生の顔………赤かったな。 恥ずかしかったんだろうなぁ。
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