1話 赤の惨劇

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「待たせてごめんね。お迎え来たよ」 主治医の声だった。     「はい!」 力強く立ち上がる。 反動で椅子が倒れそうになった。     主治医も驚いた様子だ。 「お世話になりました。」 久しぶりの笑顔を見せる。 ちゃんと笑えているのかな     気持ちは清々しい。 …だって優がそばにいるから 隣で優も笑顔を見せた。                ~おわり~
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