1話 赤の惨劇

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「ちょっとさぼろっ。」 暖かい日差しが心地よい。 私は、誰もいないグランドが好きだ。 何も冴えきるものが無く…風が吹き、安らかな感じ…… つい寝てしまいそうになる。 何分たっただろうか… 「ふぁ―――ぁ。」 自然にあくびが出る。 「そろそろ教室に戻らないと怪しまれるなぁ。」
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