174人が本棚に入れています
本棚に追加
目が覚めると
オレは見慣れない部屋にいた
そして皆が一斉にしゃべりだす
ひなに先生、さっきまでケンカしていたごう…
ちょっと顔や体が痛い…
どうやらここは病院らしいと思い始めた頃、泣いていた先生がやっと話し出した
そこで全てを理解するオレ
パンチやキックの末、オレは飛ばされて頭を打って意識を失ったらしい
「はるき…ごめん…」
シュンとして泣きそうなごう…
「気にすんな」
その日の夜
ごうの父さんと母さんが
オレの家にやってきた
オレの腫れた顔を見て
青ざめていたっけ
最初のコメントを投稿しよう!