『 5歳』

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目が覚めると オレは見慣れない部屋にいた そして皆が一斉にしゃべりだす ひなに先生、さっきまでケンカしていたごう… ちょっと顔や体が痛い… どうやらここは病院らしいと思い始めた頃、泣いていた先生がやっと話し出した そこで全てを理解するオレ パンチやキックの末、オレは飛ばされて頭を打って意識を失ったらしい 「はるき…ごめん…」 シュンとして泣きそうなごう… 「気にすんな」 その日の夜 ごうの父さんと母さんが オレの家にやってきた オレの腫れた顔を見て 青ざめていたっけ
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