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次の日、ひなが家にやってきた
「はるくん…昨日はありがとう…はい、これ…」
ひながオレに渡したのは
いちごみるくの飴
「え?あぁ…ありがと…」
「はるくんが助けてくれて嬉しかった…ありがとう…」
ひなはなぜか泣きそうで
でもそんな顔がすごく可愛くて
「まぁ…ひなはオレのケッコン相手だからな」
そう言って
オレがひなの頭を撫でると
ひなはニコッて笑って
「うんっ!はるくん、大好き!」
とか言っちゃって
オレは
“コイツを守んなきゃ!”
とか思っちゃって
いちごみるくの飴を
ひなと半分こして食べたんだ
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