孤独

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喉が乾き、1階のキッチンへ向かった。 相変わらず喧嘩をしていた両親を尻目に、冷蔵庫から昨日買っていたカルピスをグラスに注いだ。 父「…茜!」 いきなり父が声をかけてきた。 父「…お前の年になればわかるな?お前はどっちの親に着いてくる?」 母「もちろん私に決まってるわよね!…大体見ず知らずの女と子供と暮らすなんて…無いわよねぇ!」 父「お前みたいな浪費家じゃぁ苦労するだけだろう。」 母「なっなんですってぇ!?元はと言えば貴方じゃない!」 醜い…。こんな喧嘩。
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